Ruby on Railsの総合開発環境(IDE)を構築する(32ビット版)

「Ruby on Railsの総合開発環境(IDE)を構築する」の32bit版の差分です。

各種画像部分と手順として64bit版と同じ部分はそちらを参照してください。

 

(1) Ruby のインストール

(a)以下のサイトより「Ruby 2.3.0」をダウンロードする
http://rubyinstaller.org/downloads

(b) ダウンロードしたファイルを実行
64版と同じ手順でインストール

(c)コマンドプロンプトでコマンド「ruby -v」を実行
「ruby 2.3.0p0 (2015-12-25 revision 53290) [i386-mingw32]」
が表示されればOK

 

(2) Dev Kitのダウンロードおよびインストール

(a) 以下よりダウンロードする
http://rubyinstaller.org/downloads

(b) 開いたページの下部にある、「DEVELOPMENT KIT」からダウンロード
「For use with Ruby 2.0 and above (32bits version only):」
をダウンロード
ダウンロードしたEXEファイルを実行
展開先の入力を求められるので、 「(rubyインストール先)\devkit\」を入力し、
「Extract」ボタンを押下する。

(c) 「Dev Kit」の初期化及びインストール
コマンドプロンプトを起動。
(ア) カレントディレクトリを「Dev Kit」のインストール先に設定
「cd (rubyインストール先)\devkit」

(イ) 以下のRubyコマンドを実行
「ruby dk.rb init」
「ruby dk.rb install」

 

(3) Node.js及び管理ツールのインストール

(a) 以下よりダウンロードする
https://github.com/marcelklehr/nodist
「with the installer」の「here」から
「NodistSetup-v0.7.2.exe」をダウンロード

(b) インストーラを展開し、環境に合わせて変更する
32版なので「x86」で「Next」
インストール先フォルダはデフォルトでOK

(c)コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行
「nodist -v」
バージョンが出たらOK

(d) gitの環境設定
(ア)以下よりgitクライアントをダウンロードする
https://git-for-windows.github.io/

(イ) (ア)でダウンロードしたファイルをインストール
選択画面はすべてデフォルト値のままとする。

(ウ) 以下のコマンドを実行し、最新のnode.jsをupdateする。
コマンドプロンプトを起動し
「nodist update」

(エ) 以下のコマンドを実行し、最新版が導入されていることを確認
「nodist -v」

 

(4)SQLite3の環境作成

(a) 以下よりSource code(amalgamation)をダウンロードする
https://sqlite.org/download.html
「sqlite-amalgamation-3130000.zip」をダウンロード

(b) (a)でダウンロードしたファイルを任意のフォルダに展開する
64版と同じく「c:\temp\sqlite3」とする。

(c) DevKitの「x86_64-w64-mingw32-gcc.exe」のフォルダパスを環境変数に登録
この工程は32版では必要ないので省いてよい。

(d) dllの用意
「sqlite3.dll」と「libsqlite3.dll.a」を用意する。
・「sqlite3.dll」
http://www.sqlite.org/download.html
の「Precompiled Binaries for Windows」から
「sqlite-dll-win32-x86-3130000」をダウンロード。
この中にある「sqlite3.dll」を使用する。
・「libsqlite3.dll.a」
http://osdn.jp/projects/sfnet_vik-falegutasor/downloads/libsqlite3.dll.a/
ここから直接「libsqlite3.dll.a」をダウンロード。

(e) exeの用意
http://www.sqlite.org/download.html
の「Precompiled Binaries for Windows」から
「sqlite-tools-win32-x86-3130000.zip」
この中にある「sqlite3.exe」を使用する。

(f) Rubyからコマンドで実行できるようにする
ダウンロードしてきた
「sqlite3.dll」「libsqlite3.dll.a」「sqlite3.exe」
を「C:\Ruby23\bin」にコピー

(g) sqlite3_native.soファイルの作成
(ア)msysの起動
1) コマンドの実行
コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」
「C:\windows\system32>」と出ていたら管理者として実行できている。
ここで「(Dev Kitのインストール先)\mingw\mingw32env.cmd」を実行。
手順どおり来ているのならDev Kitのインストール先は
「C:\Ruby23\devkit」
なので
「C:\Ruby23\devkit\mingw\mingw32env.cmd」
を実行すればいい。
64版と同じような表示が出たらOK

2) 1)にて起動したコマンドプロンプトより以下のバッチファイルを呼び出す
「(Dev Kitのインストール先)\msys.bat」を入力。
手順どおり来ているのなら
「C:\Ruby23\devkit\msys.bat」
を実行。
新しくコマンドプロンプトのような画面が立ち上がり、
64版と同じような表示が出たらOK

(イ)「qlite3_native.so」ファイルの用意
これは「qlite3_native.so」ファイルを作るための手段。
32版では以下の手順をとる。
管理者としてコマンドプロンプトを立ち上げて
「gem install sqlite3 -r」
を実行。
「C:\Ruby23\lib\ruby\gems\2.3.0\gems\sqlite3-1.3.11-x86-mingw32」
に gem がインストールされる。
「C:\Ruby23\lib\ruby\gems\2.3.0\gems\sqlite3-1.3.11-x86-mingw32\lib\sqlite3」
に1.8~2.2までのフォルダがあるはずなのでその中に
「sqlite3_native.so」があるのを確認する。

 

(5)Ruby on Railsのインストール

(a)以下のコマンドを実行
コマンドプロンプトを立ち上げて
「gem install rails」
を実行

(b)以下のコマンドを実行し、インストールバージョンが表示されればOK
「rails -v」
作成当時の最新は「4.2.6」なので
「Rails 4.2.6」と表示されればOK

(c)関連のライブラリのインストール
「gem install ○○」の形で入れていく
コマンドプロンプトで
‘make’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
と言われたら(4)(g)(ア)で立ち上げたmsysより実行。
バージョン部分はなくても最新のものを入れてくれるようなので
なくても大丈夫。
「rake 11.2.2」だけは「gem Update rake 11.2.2」とする。
以下リスト

「gem Update rake 11.2.2」
「gem install i18n」
「gem install json」
「gem install minitest」
「gem install thread_safe」
「gem install builder」
「gem install erubis」
「gem install mini_portile」
「gem install pkg-config」
「gem install rack」
「gem install mime-types-data」
「gem install arel」
「gem install debug_inspector」
「gem install bundler」
「gem install byebug」
「gem install coffee-script-source」
「gem install execjs」
「gem install thor」
「gem install concurrent-ruby」
「gem install multi_json」
「gem install sass」
「gem install tilt」
「gem install sqlite3」
「gem install rdoc」上書きを聞かれるがYesでよい
「gem install tzinfo」
「gem install nokogiri」
「gem install rack-test」
「gem install mime-types」
「gem install binding_of_caller」
「gem install coffee-script」
「gem install uglifier」
「gem install sprockets」
「gem install sdoc」
「gem install activesupport」
「gem install tzinfo-data」
「gem install loofah」
「gem install mail」
「gem install rails-deprecated_sanitizer」
「gem install globalid」
「gem install activemodel」
「gem install jbuilder」
「gem install rails-html-sanitizer」
「gem install rails-dom-testing」
「gem install activejob」
「gem install activerecord」
「gem install actionview」
「gem install actionpack」
「gem install actionmailer」
「gem install railties」
「gem install sprockets-rails」
「gem install coffee-rails」
「gem install jquery-rails」
「gem install sass-rails」
「gem install web-console」
「gem install turbolinks」

(d) sqlite3の実行環境設定
(ア)「C:\Ruby23\lib\ruby\gems\2.3.0\gems\sqlite3-1.3.11-x86-mingw32\lib\sqlite3」

にフォルダ名「2.3」作成する。

(イ)先の(4)(g)(イ)で作成されたsqlite3_native.soファイルをコピー
手順どおりに来ているなら既に2.2まであるはずなので、
その中身をコピーし、2.3に入れる。

 

(6)総合開発環境(IDE)の構築

(a)Aptana_Studio_3を導入する場合
当記事の作業者はEclipceにAptana プラグインを導入する方法を取ったため
この部分は省く

(b) EclipceにAptana プラグインを導入する場合
既にEclipce(pleiades4.4)がインストールされているものとする。
(ア)Aptana プラグインのインストール
1) Eclipseを起動し、ヘルプ(H) → 新規ソフトウェアのインストール。
ヘルプ(H) → 新規ソフトウェアのインストール
作業対象の追加ボタンを押す
名前
「Aptana studio」
ロケーション
「http://download.aptana.com/studio3/plugin/install」
(この部分は手動の場合はdist内のindex.htmlで見たもの)
でOK

2) 全てインストールさせる
この方法でインストールできない場合は
記事:「Ruby on Railsの総合開発環境(IDE)を構築する(Eclipse補足)
の方法で手動インストールする。
この部分は特にうまくいきにくいため、当記事の作業者の場合の解決策を
以下に示す。
・ウィンドウ -> 設定 を開く
インストール/更新 -> 使用可能なソフトウェア・サイトの設定を開く
チェックの入っていないものすべてをチェックして再ロード
・ウィンドウ -> 設定 を開く
インストール/更新 -> 使用可能なソフトウェア・サイトの設定を開く
すべてをチェック外す
どちらかでできるパターンが多いらしい。
成功すると再起動を求められる。
再起動後に開始ページが出ていればOK

3) 終了後、Aptana studioの開始ページが表示できるか確認
ヘルプ→インストール詳細で
Aptana Studio 3 Plugin
LAptana PHP
Aptana redRails
Aptana Studio 3 Core
LAptana SecureFTP Library
という構成が確認できればOK

(イ)以下の設定画面を開き、コマンドベースのrubyに対しても
動作するように、ruby.exeの登録を行う
当記事の作業者の場合「ウィンドウ」→「設定」に
「Ruby」→「インタープリター」が無かったため
先に進めた。
「ファイル→新規→その他」に「railsプロジェクト」があればOK

(ウ)Eclipseでのrailsの実行
新規プロジェクトの作成にて、railsプロジェクトを作成

(エ)デバッグ実行環境作成
1) 「ファイル→新規→その他」から「railsプロジェクト」を作成。
プロジェクト名は「newTest」
Generate App → Use the standard ‘rails’ generatorを選択
あとはいじらず完了

2) 作成したプロジェクトファイル直下に「script」フォルダを作成
「C:\pleiades\workspace\newTest」に「script」フォルダを作成

3) 「script」フォルダに「bin」配下のファイルすべてをコピー
newTest内「bin」の中身にある
「bundle」「rails」「rake」「setup」
を「script」フォルダにコピー

(オ) デバッグ用のツールの登録
(5)(c)と同じ要領でgemコマンドで、以下の登録を行う
「gem install ruby-debug-ide」

(カ) railsサーバのURLの設定を変更し、localhostアドレスを登録する
下部のサーバタブから設定。
ない場合は
「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」
「Studio」→「サーバー」
から追加。鉛筆マークをクリックし、設定を編集
内容は64版と同じ。

(キ) railsサーバのデバッグ(虫マーク)を押下
64版と同じようにrailsサーバ展開されていれば、OK
されていない場合、sqlite3_native.soがうまくいっていないので以下を行う
・コマンドプロンプトでカレントディレクトリを以下に移動
「cd c:\temp\sqlite3」
移動したら
「gcc -O3 sqlite3.c -c」
「ar rv libsqlite3.a sqlite3.o」
を入力。
msys上で
「gem install sqlite3 –platform=ruby — –with-sqlite3-include=C:/temp/sqlite3 –with-sqlite3-lib=C:/temp/sqlite3」
を実行。Successfullyと出ていたら
cドライブ内を「sqlite3_native.so」で検索。
更新日時が最新のものを
「C:\Ruby23\lib\ruby\gems\2.3.0\gems\sqlite3-1.3.11-x86-mingw32\lib\sqlite3」
内の1.8~2.3フォルダ内のものに上書きする。

(ク)動作確認
以下のURLをブラウザでアクセスしてrailsのデフォルト画面が出力できてること
http://127.0.0.1:3000/
64版記事と同じページが出ていればOK

 

(7)デバックの確認

(a) 以下の「Controllers」フォルダの「application_controller.rb」ファイルに、
「def hello」を以下のように追加する
「newTest」→「app」→「Controllers」→「application_controller.rb」
を開き「protect_from_forgery with: :exception」
の下に以下を追加
def hello
render text: “hello world”
end

(b) ルートルーティングを有効に変更し、上記で作成した「hello」を追加するため、
「root ‘application#hello’」 を追加する。
6行目「 # root ‘welcome#index’」の下に
root ‘application#hello’
を追加

(c) デバッグポイント設定し、サーバのデバッグ実行を行う
64版と同じ手法でOK

(d) 以下URLにアクセス
64版と同じ手法でOK。ただし
コンソール画面に「MINGW64」ではなく、「MINGW32」と出ていればいい。

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